Written by Björn-Ole Kamm

芸術•政治的な教育ラープと「ブリード」

日本シミュレーション&ゲーミング学会「2017年度 春期全国大会」での発表。2017年5月28日(日) 13:00~14:30、流通経済大学

 

大会テーマ:社会システムゲーミング

大会テーマは、社会システムを構築したあとに残る社会システムゲーミングです。私たちの社会は、いくつもの社会システムから成り立っています。そして、社会システムは、他の社会システムによって重なっています。その社会システムは、さらに社会システムによって重なっています。

社会システムゲーミングは、単独な社会システムと捉えることにします。そこでは、社会の、おそらく、未来の小さな変化を取り入れているでしょう。ゲーミングの結果、おそらく、未来の大きな変化を取り入れることになるのでしょう。ゲーミングが未来の言語になるのではないのです。ゲーミングが、政策を策定したり、組織にとって重要な策定を行う場合に、未来を形に表そうとするのです。

  • 期日:2017年5月27日(土)・28日(日)
  • 会場:流通経済大学 新松戸キャンパス 1号館2階3階4階

発表:芸術·政治的な教育ラープ(LARP)と「ブリード」

ライブ·アクション·ロールプレイという意識向上を目的とした体験型ゲーム

本発表では、ライブ・アクション・ロールプレイ(LARP)の例で「ブリード」という概念(キャラクターとプレイヤーの間の知識的感情的相互作用)を検討し、ファンタジーによる学習を探る。LARPというのは、娯楽活動として90年代に登場し、即興劇、共有ストーリーテリングとゲーム要素の組み合わせにより、人々が自分と異なる世界を体験できる方法だと言われている。芸術と教育の文脈で実施されているLARPが増える傾向にあり、「ノーディック・ラープ」というアプローチとして認められている。

「パフォーマンス・エスノグラフィー」の考えと「語るな、見せて」というその信条に従って、人文社会科学の研究(質的なフィールドワーク)の結果を体験できる形に変換する試みを紹介したい。あるメディア・ステレオタイプの対象になった当事者とのインタビューに基づいてデザインしたLARP「安心からの脱出ゲーム」の実施について語り、その学習効果分析の可能性を検討する。

キーワード:LARP,PAC分析,学習効果,体験型ゲーム

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