TEDx公演:Larpを通じた文化越境的学習

2024年7月7日に開催されたKyotoUniversityTEDxイベントで、教育用LARPの可能性についてお話ししました。

2024年京都大学TEDxイベントにお招きいただき、研究活動や教育活動について発表する機会をいただきました。「主客未分」というテーマのもと、同イベントでは、京都大学人文科学研究所(人文研)、京都大学病院、そして民間企業の方々ともご一緒させていただきました。「主客未分」とは、西田幾多郎の哲学における概念で、主観性(主体)と客観性(客体)が分離されない状態を指します。一見難解なこの概念であり、理解しているとはあえて言いません。それにかかわらず、この概念は、文化越境的学習における「他者化」に問いを投げかける試みと深く結びついていると思います。

この観点から、僕の公演では、主流社会において神経的マイノリティ(ニューロ・マイノリティ)が直面する課題と、larpがこれらの課題を理解する手助けとなり、より包括的な社会を築く方法について議論しました。このトピックや関連する考えについては、2025年に発表予定の論文『Transcultural Learning with Role-Playing Games: Awareness through First-Person Experiences (ロールプレイングゲームを通じた超文化的学び:第一人称体験による気づき)』(Mechademia 17巻2号)でさらに詳しく述べています。

TEDxイベントは主に日本語で進行しましたが、僕は英語での発表を依頼されました。多くの中高生が参加するイベントであったため、非ネイティブスピーカーを意識した内容を心掛けました。

僕や他の登壇者のトークの録画はこちらからご覧いただけます。

素晴らしいイベントを実現してくださったゲレルさんをはじめ、TEDxチームの皆様に感謝申し上げます!

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